多くのヨガ講師が、スキルを磨くことに必死になっています。
RYT500を取得し、YACEPで学び続け、アーサナの練習に何時間も費やす。
しかし、どれだけスキルを磨いても、なぜか稼げるようにならない。
実は、その原因は明確です。
自己価値が低いからです。
今日は、なぜ稼げるヨガ講師になるには自己価値を上げることが大切なのか、
そして具体的にどうすれば自己価値を上げられるのかについて、詳しく解説していきます。
この記事を読み終わる頃には、あなたは自分が何を変えなければならないのかが、はっきりと理解できているはずです。
自己価値とは何か
まず、自己価値とは何かを理解しましょう。
自己価値とは、自分自身に対してどれだけの価値を認めているか、ということです。
簡単に言えば、自分で自分をどう評価しているか、です。
ヨガ講師として、あなたは自分にどれだけの価値があると思っていますか？
1レッスン2000円の価値でしょうか？
それとも、1セッション10万円の価値でしょうか？
あるいは、年間100万円のサポートをする価値でしょうか？
この質問に対する答えが、あなたの自己価値です。
そして、ここに重要な真実があります。
あなたが自分に認めている価値が、そのままあなたの収入になります。
自分を2000円の価値だと思っていれば、2000円しか受け取れません。
自分を10万円の価値だと思っていれば、10万円を受け取れます。
これは、スピリチュアルな話ではありません。
心理学的にも、ビジネスの観点からも、証明されている事実です。
自己価値が低いとどうなるか
自己価値が低いヨガ講師には、ある共通した特徴があります。
それは、安い価格設定をしてしまうということです。
なぜ安い価格設定をしてしまうのでしょうか。
それは、自分にはそれだけの価値しかないと思い込んでいるからです。
私のところに相談に来るヨガ講師の多くが、こう言います。
経験が浅いので、値段を上げられません。
私なんかのレッスンに、高いお金を払ってもらえるとは思えません。
自信がないので、高額商品を売ることができません。
これらはすべて、自己価値の低さから来ています。
でも、考えてみてください。
RYT200を卒業している時点で、あなたは一般の人に比べて膨大な心身に関する知識があります。
アーサナの技術も、呼吸法も、ヨガ哲学も学んでいます。
人の身体のメカニズムも、心のメカニズムも理解しています。
それなのに、なぜ自分には価値がないと思ってしまうのでしょうか？
それは、自己価値が低いからです。
自己価値が低いと、こんな思考パターンに陥ります。
私にはまだスキルが足りない。
私にはまだ経験が足りない。
私には高額商品を売る資格がない。
もっと勉強してから、もっと練習してから、もっと資格を取ってから。
こうして、永遠に行動できなくなります。
完璧を求め続け、いつまでたっても稼げるようにならないのです。
お客様が価値を決める
ここで、ビジネスの重要な原則をお伝えします。
商品の価値は、お客様が決めるものです。
あなたではありません。
これは非常に重要なポイントです。
自己価値が低い人は、商品の価値を自分で決めようとします。
私のセッションは、3000円くらいの価値かな。
いや、経験が浅いから、2000円くらいが妥当かな。
こんな風に、自分の評価軸で価格を決めてしまいます。
しかし、これは大きな間違いです。
お客様にとって、あなたのセッションがどれだけの価値があるかは、お客様にしかわかりません。
例えば、長年腰痛に苦しんできた人がいるとします。
この人は、整体にも通い、マッサージにも行き、病院にも行きました。
でも、治らなかった。
そんなとき、あなたのヨガセッションで腰痛が劇的に改善したとしたら、
この人にとってあなたのセッションの価値はいくらでしょうか？
10万円でしょうか？
30万円でしょうか？
お客様にとって、長年の悩みが解決するということは、計り知れない価値があるのです。
でも、自己価値が低い人は、それを理解できません。
自分で勝手に、2000円くらいの価値だと決めつけてしまうのです。
そして、本当に助けてあげられるはずのお客様に、適切な価格で商品を提供できなくなります。
自己価値とお金の器
お金の器理論というものがあります。
お金の器理論とは、払えるお金と受け取るお金の器の大きさは同じ、という考え方です。
いつも生活できているのも、入ってくるお金と出ていくお金が同じだから生活できていますよね。
同じように、払えるお金と受け取るお金は同じ量です。
お金持ちがお金をたくさん持っているのは、お金を払う量が大きいからです。
コーチに払うお金がないと思っていると、コーチとして受け取るお金がないと言っているのと同じなのです。
誰もコーチに払えない人にヨガコーチングを受けたいという人はいません。
これが、自己投資の本質です。
自己価値を上げるためには、自分に投資する必要があります。
でも、自己価値が低い人は、自分に投資できません。
お金がないから投資できない、と言います。
しかし、これは間違いです。
お金がないから投資できないのではなく、投資しないからお金が入ってこないのです。
成功している人は全員、稼げていない時期から自分に投資しています。
メンター、コーチ、環境、学び。
これらに投資するから、稼げるようになるのです。
そして、投資できるということは、自分には投資する価値がある、と認めているということです。
つまり、自己価値が高いということなのです。
自己価値を上げる具体的な方法
では、具体的にどうすれば自己価値を上げられるのでしょうか。
ここでは、３つの方法をお伝えしますね。
方法1: 自分に許可を出す
最初にやるべきことは、自分に許可を出すことです。
私は、もっと幸せになってもいい。
私は、もっと豊かになってもいい。
私は、もっと成功してもいい。
私は、高額商品を売ってもいい。
私は、たくさんのお金を受け取ってもいい。
夜寝る前は朝起きたすぐ
まだ眠りと覚醒の間にいる時に心の中で唱えます。
これは潜在意識にアクセスする方法です。
潜在意識は急激な変化を拒みますが
毎日続けることで、だんだんと自分のものになっていきます。
このワークを、毎朝1分間、1ヶ月続けてください。
必ず何か変化が起こります。
方法２: 自分の価値を認識する
次に、自分の価値を客観的に認識してください。
あなたがヨガに投資してきた時間はどれくらいですか？
RYT200の養成講座に何時間費やしましたか？
その後の自己練習に何時間費やしましたか？
ワークショップやYACEPに何時間、何十万円投資しましたか？
そのすべてが、あなたの価値です。
そして、あなたの生徒さんは、その集大成を一度に受け取れるわけですから、非常に大きな価値があるのです。
長年ヨガを続けてきて、あなたが得た恩恵は、本当に数千円の価値しかないのでしょうか？
ヨガを教えている方の多くは、自身もヨガに出会い、人生が大きく変わった経験を持っています。
あなた自身の経験を通じてヨガの素晴らしさを実感してきて、その価値を今、証明できているのではないでしょうか。
ヨガに魅了されて指導を続けてきたあなたなら、きっと共感していただけると思います。
今のあなたに至るまでに投資してきた時間と費用だけを考えても、あなたの価値は非常に高いのです。
方法３: あるに目を向ける
自己価値が低い人は、ないものばかり数えています。
お金がない、時間がない、スキルがない、経験がない、自信がない。
でも、本当にないのでしょうか？
実は、あなたはすでにあるんです。
RYT200を卒業している時点で、心身の悩みを解決するスキルはある。
普通に生活できている＝お金はある。
あるに目を向けて、感謝する。
そうすれば、もっとあるが増えていきます。
これは引き寄せの法則でもあります。
ないに意識を向けると、ないが増えます。
あるに意識を向けると、あるが増えます。
自己価値を上げるには、あるに目を向けることが大切です。
自己価値が上がるとどうなるか
自己価値が上がると、何が変わるのでしょうか。
まず、堂々と高額商品を提案できるようになります。
30万円のパーソナルヨガを、自信を持って提案できます。
なぜなら、自分にはそれだけの価値がある、と心から思えるからです。
次に、お客様からの扱われ方が変わります。
自己価値が低いと、お客様からも軽く扱われます。
でも、自己価値が高いと、お客様からも尊重されます。
これは不思議なことですが、本当です。
自分で自分をどう扱っているかが、周りの人の扱い方に影響するのです。
そして、収入が上がります。
自己価値が上がれば、自然と価格も上がります。
価格が上がれば、同じ時間働いても収入が増えます。
週に4日働くだけで、月収50万円、100万円も可能になります。
さらに、本気のお客様が集まるようになります。
高額商品を買うお客様は、本気です。
本気のお客様と向き合うことで、あなた自身も成長します。
そして、本当に結果を出せるようになります。
これが、自己価値が上がることで得られる好循環です。
まずは自分を満たすこと
ヨガでたくさんの人を助ける前にすることは、自分を満たすことです。
ライフスタイルコーチを目指しているのに、自分自身がお金持ちではなかったり、時間が自由ではなかったりします。
それでは説得力がありませんし、クライアントをお金持ちにも、時間を自由にもできません。
お金、時間、仲間、健康。
この4つの要素が自由にならなければ、自分を満たしたことにはなりません。
相手にあなたみたいになりたいですと言われるためには、自分自身が満たされていなければ説得力がありません。
ヨガ講師と名乗っているのにお金がないんですよねとか時間がないんですよねという人に頼みたいと思いますか？
頼みたくないですよね。
だったら、まずは自分を満たすことから始めなければなりません。
それがビジネスの本質でもあります。
そして、自分を満たすということは、自己価値を上げるということでもあります。
自分には豊かになる価値がある。
自分には幸せになる価値がある。
自分には成功する価値がある。
こう思えることが、自己価値が高いということです。
まとめ
稼げるヨガ講師になるには、自己価値を上げることが大切です。
自己価値とは、自分自身に対してどれだけの価値を認めているか、ということです。
自己価値が低いと、安い価格設定をしてしまい、いつまでも稼げるようになりません。
商品の価値は、お客様が決めるものです。あなたではありません。
払えるお金と受け取るお金の器の大きさは同じです。
自己価値を上げる３つの方法は以下の通りです。
- 自分に許可を出す
- 自分の価値を認識する
- あるに目を向ける
そして、一番大切なことは、まずは自分を満たすこと。
自分が満たされていなければ、お客様を満たすことはできません。
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ご自身で頑張ればいいと思います。
いずれにしても「レッスンをするだけ」「ヨガを教えるだけ」という時代は、近い将来終わります。
今のうちに、結果が出るビジネスモデルに変えていかなければ、
生き残ることができません。
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