週に何度もグループレッスンに通っているのに、腰痛は治らない。

毎週ヨガスタジオに足を運んでいるのに、人間関係の悩みは変わらない。

真面目にポーズを練習しているのに、なぜか人生は何も変わっていない。

こんな経験はありませんか？

実は、これには明確な理由があります。
2000円のグループレッスンという構造そのものに、結果が出ない原因が隠れているのです。

今日は、なぜ2000円のグループレッスンでは結果が出ないのか、

そして本当に生徒の人生を変えるにはどうすればいいのかについて、詳しく解説していきます。

グループレッスンの構造的な問題

まず理解していただきたいのは、グループレッスンが悪いわけではないということです。

グループレッスンには、仲間と一緒に練習できる楽しさや、スタジオの活気を感じられるという素晴らしい側面があります。

しかし、ビジネスとして、そして本気で生徒の悩みを解決するという観点から見ると、グループレッスンには構造的な限界があります。

その限界とは何か。

それは、一対多という形式です。

一人の講師が、10人、20人、時には30人以上の生徒を同時に指導する。

この形式では、どうしても一人一人の悩みに深く向き合うことができません。

想像してみてください。

腰痛を治したい人がいます。

旦那との関係に悩んでいる人がいます。

ヨガ哲学で魂の目的を知りたいと思っている人がいます。

更年期の不調に苦しんでいる人がいます。

仕事のストレスで不眠に悩んでいる人がいます。

これだけ異なる悩みを持つ人たちが、同じスタジオに集まっています。

全員の悩みを同時に解決するレッスン内容を組み立てることは、果たして可能でしょうか？

答えは明らかです。不可能です。

だから、グループレッスンでは当たり障りのない、誰にでも当てはまるような内容を選ばざるを得ません。

フローヨガで肩こり解消。

自律神経を整える陰ヨガ。

デトックスできるパワーヨガ。

よく見かける内容ですよね。

もちろん、身体を動かすことでスッキリはします。何回かはリピートしてくれるでしょう。

しかし、本当の意味で結果が出ることはありません。

なぜなら、その人個人の悩みの根本原因にアプローチしていないからです。

お客様が本当に求めているもの

ここで重要なことをお伝えします。

お客様は、ヨガレッスンに通うことが目的ではありません。

お客様がヨガを始める本当の目的は何でしょうか？

それは、ヨガを学ぶことで今の悩みを解決することです。

そして、悩みの解決の先にある理想の未来を手に入れたくて、ヨガ講師にお金を払います。

例えば、整体に通っても腰痛が良くならなかった人がいます。

この人は、ヨガなら腰痛が治るかもしれないと期待して、スタジオに来ます。

しかし、2か月、3ヶ月とヨガレッスンに通っても、腰痛が改善しなかったらどうでしょうか。

この先生のところでヨガを学んでも、きっと結果が出ないな、と感じるでしょう。

そして、他の方法を探します。

それはタイ古式マッサージかもしれないし、占いや自己啓発セミナーかもしれません。

結果が出ないと、リピートにならないので、売上が安定することはありません。

それで新規顧客の集客に走り回ることになり、時間もお金もなくなっていきます。

これが、2000円のグループレッスンを続けている多くのヨガ講師が直面している現実です。

2000円という価格設定の問題

次に、価格について考えてみましょう。

2000円という価格設定には、実は深刻な問題があります。

それは、お客様が本気になれないということです。

人間の心理として、投資した金額と本気度は比例します。

2000円なら、パートで2〜3時間働けば稼げます。

この金額では、お客様は本気で人生を変えようとは思いません。

試しに行ってみようかな、くらいの気持ちです。

趣味として、運動不足解消として、なんとなく通う。

そういうレベルの関わり方になってしまいます。

一方、30万円を投資したらどうでしょうか。

30万円は、簡単に稼げる金額ではありません。

不動産でもない限り、相当なエネルギーを使って稼いだお金です。

その対価として貯めた30万円を払うということは、本気で人生を変えたいという決意の表れです。

本気のお客様は、途中で何か不満があれば、必ずあなたに伝えてくれます。

そのフィードバックこそが、あなたを成長させ、本当に結果を出せる講師へと導きます。

お金はエネルギーです。

投資した金額が大きいほど、お客様の本気度も高くなります。

そして、本気のお客様だからこそ、本気で結果を出すことができるのです。

薄利多売のビジネスモデルの限界

2000円のグループレッスンは、典型的な薄利多売のビジネスモデルです。

薄利多売とは、安い商品をたくさん売って利益を出すビジネスのことです。

このモデルは、大企業なら成り立ちます。

セブンイレブンは、全国に何万店舗もあり、何万人もの従業員を雇えます。

だから、100円のおにぎりでも稼げるのです。

でも、あなたは個人事業主です。

個人事業主が薄利多売をやっても、絶対に稼げません。

身体は一つしかなく、時間も有限だからです。

具体的に計算してみましょう。

1回2000円のレッスン、5人の生徒が参加。

1レッスンの売上は10,000円。

場所代や交通費を引くと、利益は約7,000円。

これを月に20回やっても、月収14万円です。

しかも毎回5人必ず来てもらってこの計算になります。

5人、あるいはそれ以上来てもらうために集客が必要になるので、時間と労力がそこにも必要になります。

これが、薄利多売のビジネスモデルの限界です。

そして、このモデルには3つの致命的な問題があります。

まず、物理的な限界があります。

あなたの身体は一つしかありません。1日に教えられるレッスン数には、物理的な限界があります。

今は可能かもしれませんが、年齢を重ねた5年後も同じ働き方ができるでしょうか。

次に、労力が増えても収入は比例しません。

生徒が増えれば増えるほど、忙しくなります。でも、収入は比例して増えません。

なぜなら、グループレッスンの単価は変わらないからです。

10人教えても20人教えても、1レッスンあたりの収入は同じ。

むしろ、人数が増えれば増えるほど、一人一人に向き合えなくなり、質が下がります。

これでは、疲弊するだけです。

そして最後に、価値を提供できません。

グループレッスンでは、生徒一人一人の悩みに向き合うことができません。

肩こりを治したい人、骨盤を整えて美しくなりたい人、人間関係の悩みを解決したい人。

これらの人を、同時に満足させるレッスンは不可能です。

だから、グループレッスンは「その場では気持ちいい」けれど、根本的な悩みは解決しません。

悩みが解決しないから、価値が低い。価値が低いから、3000円以下にしないと売れない。

これが、グループレッスンが稼げない構造的な理由です。

本当に結果を出すために必要なこと

では、本当に生徒の悩みを解決し、結果を出すにはどうすればいいのでしょうか。

答えはシンプルです。

お客様を理想の未来に連れていく商品を作ることです。

ヨガは、身体の悩みから生活習慣病の予防、人間関係や心の悩みまで、人の悩みを幅広くカバーできる伝統です。

例えば、長年腰痛に苦しんできて、老後の健康が不安で仕方がない、というお客様なら、こう考えます。

このお客様を、腰痛の苦しみが消えて、将来の健康の不安からも自由になれる未来に連れていってあげる商品を作る。

1年かけて、理想が手に入るので、お客様にとっては投資になります。

月2回のセッションで、ヨガで身体を動かしながら腰痛の根本原因である身体の間違った使い方を直します。

そのさらに根本には、自分の身体や働き方についての思い込みも隠れているので、そういった思い込みも取り除くようなサポートをしていきます。

腰痛の痛みも消えて、健康に対する不安もなくなる未来は、お客様からするとお金を出してでも手に入れたいものです。

なので、1年契約のパーソナルヨガで50万円の価格にして、販売します。

あとは、この商品を買いたい人を月に一人集める集客の仕組みを作れば、毎月安定して月収50万円が稼げるようになります。

これが、本当に結果を出すビジネスモデルです。

パーソナルだからこそできること

パーソナルヨガでは、グループレッスンではできないことができます。

まず、一人一人の悩みに深く向き合えます。

腰痛の原因は人それぞれです。

身体の使い方の問題かもしれないし、座り方の癖かもしれない。

あるいは、自分を大切にしないという思い込みが、身体に負担をかけているのかもしれません。

パーソナルなら、その人の生活習慣、考え方、価値観まで深く理解して、その人に合ったアプローチができます。

次に、長期的にサポートできます。

身体の悩みも、心の悩みも、1回や2回で解決することはありません。

何度も何度も、時間をかけて、気づかせてあげる必要があります。

だから、半年から1年の長期契約が必要なのです。

そして、本気のお客様と向き合えます。

50万円を投資したお客様は、本気です。

本気だから、フィードバックもくれます。

そのフィードバックが、あなたを成長させます。

お客様と一緒に成長しながら、本当に結果を出していく。

これが、パーソナルヨガでお客様の人生を変える商品を作り、稼げるヨガのビジネスを手に入れる方法です。

移行する勇気

ここまで読んで、あなたはこう思うかもしれません。

でも、今の生徒さんたちはグループレッスンが好きだし…

パーソナルなんて売れるかな…

50万円なんて、私には無理…

その気持ちはよくわかります。

でも、考えてみてください。

今のままグループレッスンを続けて、5年後、10年後、どうなっていますか？

身体は、今よりもっと疲れています。でも、収入は変わりません。

なぜなら、グループレッスンの単価は上げられないからです。

むしろ、年齢を重ねるごとに、身体的な限界を感じるようになります。

そして、いつかこう思う日が来ます。

もう、ヨガを続けられない。

これが、ビジネスモデルを変えなかった人の末路です。

一方、今決断して、ビジネスモデルを変えれば、5年後、10年後はどうなっているでしょうか。

週に4日働いて、月収50万円、100万円。

本気の生徒さんと深く向き合い、人生を変えるサポートをする。

感謝されながら、豊かな生活を送る。

どちらの未来を選びますか？

まとめ

2000円のグループレッスンでは結果が出ません。

理由は明確です。

一対多という形式では、一人一人の悩みに深く向き合えない。

2000円という価格では、お客様が本気になれない。

薄利多売のビジネスモデルには、物理的な限界がある。

お客様は、ヨガレッスンに通うことが目的ではありません。

今の悩みを解決し、理想の未来を手に入れることが目的です。

そのためには、パーソナルヨガで長期的にサポートする必要があります。

1年契約50万円のパーソナルヨガなら、本当に結果を出すことができます。

そして、月に一人集客できれば、月収50万円が安定して稼げるようになります。

ビジネスモデルを変える勇気を持ってください。

今のままでは、5年後、10年後、身体を壊すまで働き続けることになります。

でも、今決断すれば、週4日働いて、月収50万円、100万円の未来が手に入ります。

あなたが本当に生徒の人生を変えたいなら、まずはビジネスモデルを見直すことから始めてください。

パーソナルヨガでお客様の人生を変える商品を作り、稼げるヨガのビジネスを手に入れてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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